出来事・事物起源・話題
- 5月17日
- 久留米有馬藩士眞木保臣、水野丹後、稲次因幡等数十名の勤王派は幕政改革を図って成らず、一党禁固を命ぜられる
- 6月3日
- アメリカの国使ペリー、浦賀に来航、通商を求む
- 6月9日
- 幕府の代表、ペリーと久里浜にて会見す
- 6月10日
- ペリーの軍艦品川湾に入り、頻りに空砲を放つ(江戸市民騒然)
- 6月12日
- ペリー、再渡を約し浦賀を去る
- 6月23日
- 米国の水師提督ペリー日本より帰路琉球那覇に寄港し物資売買を強請す
- 7月3日
- 水戸老公徳川斉昭、隔日江戸城に登城して時局を談じ海防の議に参加す
- 7月9日
- 徳川斉昭、老中阿部正弘に書を呈し海防意見十ヶ条を陳ず
- 7月14日
- 幕府五ヵ年間の節約を下す
- 7月17日
- 露使プチャーチン、長崎へ来航、修好を求む
- 8月6日
- 幕府、高島秋帆の罪を赦し、代官江川担庵に隷属して築塁に力を致さしむ
- 8月24日
- 佐賀の鍋島藩士、プチャーチンの招きにて、初めて蒸気機関車の模型を見学
- 8月28日
- 品川のお台場建設
- 9月13日
- 吉田松陰、鎌倉の瑞泉寺に竹院上人を訪ね渡欧の相談をなす
- 9月15日
- 幕府、大船製造の禁を解く
- 10月5日
- 幕府、兵器購入を計る
- 10月23日
- 徳川家定13代将軍となる
- 10月27日
- 吉田松陰、海外渡航を企て長崎に到着
- 10月30日
- 川路聖謨、筒井政憲等、ロシア使節と会見のため江戸発長崎へ赴く
- 11月5日
- 米国より帰朝の中浜万次郎、海外情報通として幕府に登用普請役恪となる
天皇
孝明天皇(在位:弘化3年2月13日~慶応2年12月25日)
将軍
徳川家慶[12代](在位:天保8年9月2日~嘉永6年7月22日)
徳川家定[13代](在位:嘉永6年11月23日~安政5年8月8日)
生活の話題
衣
- 肥前鍋島・奥州南部藩で羊を飼う
その他
- 三池炭鉱官業開業
- 江川太郎左衛門、伊豆韮山に反射炉をつくる
- 品川お台場増築(8月)