1870年(明治3年)の出来事
今から154年前の出来事
出来事・事物起源・話題
- 1月3日
- 神道国教化強化の大教宣布の詔
- 1月5日
- 徳川慶喜以下旧幕臣の罪を宥す
- 1月17日
- 最初の陸軍始観兵式(明治天皇、宮城内旧本丸跡にて鎮台兵閲兵)
- 1月27日
- 太政官布告(第57号)を以て、日章旗を国旗と定める
- 2月3日
- 大教宣布の詔出る
- 2月3日
- イギリスから蒸気消防ポンプを輸入
- 2月13日
- 樺太開拓使を置く
- 2月15日
- 大阪造幣寮(現在の造幣局)開業
- 2月20日
- 京都諸藩兵を兵部省支配に管する
- 3月5日
- 東京湾最初の灯台、品川第二砲台に竣工
- 3月10日
- 続いて品川第四砲台にも灯台を竣工する
- 3月15日
- 我が国初の靴工場着工(伊勢勝造靴場)
- 3月17日
- 人力車の営業許可願提出
- 3月17日
- 東京築地の尾張邸跡に、鉄道敷設事務局が設置される
- 3月22日
- 和泉要助発明の人力車に営業許可出る
- 4月17日
- 東京駒場の調練場で、在京常備兵による初の天覧演習
- 4月22日
- 暦本類を密かに販売するを禁ずる
- 4月23日
- 鉄道敷設費のため、英国人より九分利附公債480万円を募る(外国公債募集の始)
- 4月24日
- 全国に種痘法を奨励勧告する
- 5月15日
- 陸軍旗章及びその他諸旗章制定
- 5月17日
- 北海道に屯田兵が入植する
- 6月8日
- 東京に小学校開校の布達
- 6月10日
- 石造の灯台、樫野崎に竣工
- 6月12日
- 東京府下に小学校6校を設置
- 6月23日
- 前島密、西洋諸国の郵便事業視察のため、横浜を出帆
- 7月20日
- 小松帯刀逝去(享年36歳)
- 7月23日
- 弘文・淳仁・仲恭の三天皇に追諡
- 7月28日
- 普仏戦争に日本は中立を宣言する
- 8月13日
- 相模城ヶ島の燈台、竣工点火
- 8月14日
- 工部大学の前身たる工学寮及び測量司を設置
- 8月14日
- 天文暦道局を県学局と改称
- 8月22日
- 東京府下に中学校を開設す
- 9月8日
- 「君が代」が初めて演奏される
- 9月19日
- 平民に苗字使用を許可(四民平等)
- 9月25日
- 囚人に刺青することを廃止する
- 9月25日
- ヨーロッパ式機械製糸法はじまる
- 10月2日
- 最初の特命全権公使任命(英・仏・独の三ヶ国兼務の特命全権公使に鮫島尚信、米国は森有礼)
- 10月2日
- 兵制統一、陸海軍の制式決まる(陸軍は仏式、海軍を英式と決定)
- 10月3日
- 皇族旗、将旗などの旗章制定される
- 10月18日
- 外国人に東京府下の遊覧を許す
- 10月18日
- 岩崎弥太郎、九十九商会設立
- 10月20日
- 新律綱領領布、工部省設置
- 10月22日
- 東京濱殿の海軍所を築地に移す
- 10月24日
- 最初の鉄道トンネル工事
- 10月27日
- 初めて医学校(後の東京大学医学部)にて人体を解剖し実習を行う
- 11月3日
- 徴兵規則領布(府藩県一万石毎に士族平民を問わず5名宛徴募の制となる)
- 11月25日
- 松代藩で7万人の農民蜂起、各地で「世直し」の騒乱が続く
- 12月4日
- 群馬県富岡製糸場設立布告される
- 12月9日
- 新たに総裁、議定、参与を置く
- 12月12日
- 最初の日刊紙「横浜毎日新聞」発刊
- 12月22日
- 陸海軍の洋式服制定められる
- 12月24日
- 士族といえども特定以外の帯刀を禁ず
生活の話題
衣
- 華族の染歯・眉をかくことを禁止
- 大阪で百姓町人のコウモリ合羽・ブンランケットの着用を禁ず
- 庶民の帯刀禁止
- 東京・大阪でトンビの流行始まる
- 手編みのメリアス・シャツ・ズボン下東京都下に普及し始める
- 東京に散髪流行
- 太政官制服制定
- 軍服制定
- 西村勝三、製靴工場設立
食
- 外国人の手でサイゴン米しきりに輸入
- 民部省、甜菜試作を東京府にさせる
- 愛媛県、アメリカ人より洋牛買い搾乳を始める
- 山梨県の山田宥教らブドウ酒を試作
- 横浜でアイスクリーム売られる