歴史用語集

パークスとは|幕末・明治初期に活躍した駐日イギリス公使をわかりやすく解説

  • 公開日:2026/07/02
歴史用語集

パークス(Harry Smith Parkes/ハリー・スミス・パークス)は、幕末から明治初期にかけて日本で活躍したイギリスの外交官です。

1865年(慶応元年)に駐日イギリス公使として横浜に着任し、幕府・薩摩藩・長州藩などと交渉を重ねました。

幕末の日本外交に大きな影響を与え、明治維新後はイギリスによる明治新政府承認にも関わった重要人物です。

よくある質問
パークスとはどのような人物ですか?
幕末から明治初期に活躍した駐日イギリス公使です。
日本で何をした人物ですか?
薩摩藩・長州藩に接近し、幕府と対立しながらイギリスの対日外交を進めました。
なぜ重要なのですか?
幕末外交や明治新政府の承認、日英関係の形成に大きな影響を与えたためです。

→ 詳しいQ&Aはページ下部をご覧ください

パークスとは簡単にいうと?

簡単に言えば、パークスとは「幕末日本に強い影響を与えた駐日イギリス公使」です。

  • イギリスの外交官
  • 1865年に駐日公使として着任
  • 薩摩藩・長州藩に接近した
  • 幕府と激しく対立した
  • 明治政府承認にも関わった

駐日イギリス公使として来日

パークスは、1865年(慶応元年)に駐日イギリス公使として横浜に着任しました。

当時の日本は、幕府の権威が揺らぎ、薩摩藩や長州藩などの雄藩が政治的影響力を強めていた時期でした。

パークスは日本情勢を見極めながら、イギリスの通商利益を守るため積極的な外交を展開しました。

薩摩藩・長州藩への接近

パークスは、薩摩藩や長州藩に接近し、反幕府勢力との関係を深めました。

薩摩藩は薩英戦争後にイギリスと接近し、長州藩も四国艦隊下関砲撃事件後に攘夷から開国・倒幕へと方針を転換していきます。

パークスの外交活動は、幕末の国際関係と倒幕運動の進展に大きな影響を与えました。

幕府との対立

パークスは、幕府に対して自由貿易主義的な政策を強く求めました。

そのため、幕府と激しく対立する場面もありました。

一方で、イギリスは日本との貿易拡大を重視しており、パークスはその利益を守るために強硬な姿勢を取った外交官でもありました。

戊辰戦争と局外中立

1868年(明治元年)に戊辰戦争が始まると、パークスは列国に先がけて明治新政府を承認しました。

一方で、戊辰戦争では局外中立の立場を取り、外国勢力が直接軍事介入することを避けました。

この姿勢は、明治新政府が国内の主導権を確立していくうえで重要な意味を持ちました。

明治政府との関係

明治維新後、パークスは新政府との外交関係を築き、イギリスと日本の関係強化に努めました。

日本の近代化が進む中で、イギリスは貿易・海軍・産業などの面で大きな影響を持つようになります。

パークスは、幕末から明治へ移る日本外交の転換期に深く関わった人物でした。

『坂の上の雲』との関係

パークスが関わった幕末外交は、明治政府の国際関係の出発点となりました。

イギリスとの関係強化は、後の日英同盟や日本海軍の発展にもつながっていきます。

『坂の上の雲』で描かれる近代日本の外交・海軍・国際関係を理解するうえでも、パークスは重要な人物です。

パークスの歴史的意義

  • 幕末日本に大きな影響を与えた
  • 薩摩藩・長州藩に接近した
  • 幕府と強く対立した
  • 戊辰戦争で局外中立を主導した
  • 明治政府とイギリスの関係強化に貢献した

パークスのポイントまとめ

  • 駐日イギリス公使
  • 1865年に横浜へ着任
  • 薩長に接近した
  • 幕府と対立した
  • 明治新政府承認に関わった

関連年表

よくある質問(Q&A)

パークスとはどのような人物ですか?
パークスは、1865年(慶応元年)に横浜へ着任した駐日イギリス公使です。幕末から明治初期の日本外交に大きな影響を与えました。
パークスはなぜ重要なのですか?
幕府・薩摩藩・長州藩と交渉し、幕末日本の政治と外交に深く関わったためです。特に明治新政府承認や日英関係の形成に重要な役割を果たしました。
薩摩藩・長州藩とはどのような関係がありますか?
パークスは薩摩藩や長州藩に接近し、幕末の反幕府勢力との関係を深めました。これにより、イギリスは明治維新の流れを見極める立場を取るようになりました。
幕府とは対立したのですか?
はい。パークスはイギリスの自由貿易主義的な政策を強く求め、幕府と激しく対立しました。
戊辰戦争ではどのような立場でしたか?
戊辰戦争では局外中立の立場を取り、外国勢力が戦争へ直接介入することを避けました。一方で、明治新政府を早い段階で承認しています。
ロッシュとはどのような違いがありますか?
ロッシュが幕府を支援したフランス公使であったのに対し、パークスは薩摩藩・長州藩に接近したイギリス公使です。幕末外交では、英仏の立場の違いを象徴する人物といえます。
パークスを理解すると何が分かりますか?
薩摩藩長州藩戊辰戦争ロッシュなど、幕末の国際関係と明治維新の背景を理解しやすくなります。

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