京都護王神社
高尾神護寺鐘楼の下に在りて和気清麻呂の霊を祀る
此社モと神護寺内の一社たりしも後年別格官幣社とし官祭を執行す
本年又贈位ありてより建碑奉告祭を兼ね和気祭を執行せり
明治33年『日本名勝百景』より
護王神社の概要
- 鎮座地
- 京都市上京区桜鶴円町
- 別称
- 八幡大菩薩とも
- 社格
- 旧別格官弊社
- 祭神
- 和気清麻呂・和気広虫
- 神階
- 1851年(嘉永4年)護王大明神の神号と正一位
- 例祭
- 4月4日
当初は高尾山神護寺の鎮守として境内に祭られた。
1851年(嘉永4年)孝明天皇から護王大明神の神号と正一位が贈られ、1886年(明治19年)旧京都御所西側の現在地に移された。
1915年(大正4年)の大礼時に内裏春興殿(賢所)の門を下賜され、正門として使用している。