東京靖国神社
九段坂の上にあり維新以来征清の役に至る王事の為に戦死せし霊を祀る社殿高潔庭園清雅
毎年五月十一月の五六七日を以て招魂祭を行ふ
社地大村益次郎の銅像其の他見るべき者多し
明治33年発行『日本名勝百景』より
靖国神社の概要
- 鎮座地
- 東京都千代田区九段坂上
- 社格
- 旧別格官弊社
- 祭神
- 明治維新前後の殉難者や戦役・事変などの国事殉難者240万柱
- 例祭
- 4月21日〜23日と10月17日〜19日の春秋二季
国家神道の時期には陸海軍所管の特殊な神社として位置づけられ、祭神の遺族が昇段参拝した。
第二次大戦後、国家の管理を離れ単立の宗教法人となる。しかもその後も遺族会などから当社を国営化しようとする運動がおき、また近年は閣僚の公式参拝が問題となっている。