東京浅草寺
浅草公園にあり
本尊は長一寸八分の観音にして推古天皇の御宇土師中知其の臣浜成竹成等と宮戸川に綱し得たる所の霊像なりと
草創は大化年間にして実に一千二百有余年の古刹たり
明治33年発行『日本名勝百景』より
現代語
浅草公園に位置している。本尊は長さ約5.4cmの観音像で、推古天皇の時代に土師中知らしき臣や浜成、竹成などによって宮戸川で網で引き上げられたと言われる霊験あらたかな像とされている。この寺の創建は大化年間で、実に1,200年以上の歴史を持つ古寺です。
浅草寺の概要
- 所在地
- 東京都台東区
- 宗派
- 聖観音宗
- 寺格
- 総本山
- 山号
- 金竜山
坂東三十三所観音の中で、第十三番として浅草観音として知られている。その起源についての話は、628年、すなわち推古36年にさかのぼります。当時、檜前浜成と竹成の兄弟が宮戸川(現在の隅田川)から長さ一寸八分の黄金の観音像を発見しました。この貴重な像は、土師真中知の自宅に安置され、そこがこの観音像の祭りの起点とされています。