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大阪生國魂社(生国魂神社)

西高津の北にあり官幣大社にして生國魂足國魂の二神を祭る

社宇清洒境地廣宏且つ社後の崖上舞台の設ありて登瞰以て大阪の全市と播但及び淡路の翠巒を望み佳景なり

又桜花に名あり

明治33年発行『日本名勝百景』より

現代語

西高津の北に位置し、官幣大社として生國魂と足國魂の二神を祀っている。神社の建物は清潔で整然としており、境内も広々としている。さらに神社の背後の高い場所に展望台が設置されており、そこから大阪市全体や播磨、淡路の美しい山々を眺めることができ、素晴らしい景色を楽しむことができる。また、この地は桜の名所としても知られている。

生国魂神社の概要

鎮座地
大阪市天王寺区生玉町
社格
式内社・旧官幣大社
祭神
生島神・足島神
神階
859年(貞観元年)従四位下
例祭
9月9日

*「延喜式」には難波坐生国咲国魂神社・難波大社として記載されており、名神・相嘗祭社としての位置付けがある。

この神社は石山本願寺の隣に位置していたが、1580年(天正8年)の織田信長による本願寺攻めの際に焼失してしまった。その後、豊臣秀吉が大坂城を築城する際、神社は現在の場所に移転されたと言われている。

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